10月23日(水)、「メンタルヘルスケアにおけるうつと不安のアセスメント ―PHQ-9日本語版、GAD-7日本語版について―」というテーマで、新潟青陵大学・短期大学部 保健管理センター 特任教授の村松公美子先生にご講演いただきました。 ご講演では、先生がPHQ-9日本語版の開発者として、原版との出会いから翻訳・検証に至るまでの経緯を丁寧にお話しくださいました。翻訳における表現の微妙な違いや、文化的背景を考慮した尺度の調整など、実際の開発過程で直面した課題と工夫が紹介されました。また、日本における精神疾患のアセスメントの現状や、地域・プライマリケアにおける活用の可能性、さらに今後の展望についても幅広くお話しいただきました。 実践と研究の両面から、メンタルヘルス評価の重要性や、ツールが臨床現場で果たす役割について深く学ぶことができた貴重な機会となりました。 この度はご講演いただき、誠にありがとうございました。
